公開日:2024年5月24日
GitHUb徹底解説

githubについて徹底解説しました。初心者の方でも上級者の方でも学びのある記事になってると思います。
GitHUb徹底解説
GitHubとは?
GitHubは、分散型バージョン管理システムであるGitを利用したコード共有・レビューサービスです。開発者同士がコードを共有し、協業することを目的としています。
GitHubの主な特徴
1. オープンソース促進
GitHubは公開リポジトリを無料で利用できるため、オープンソースプロジェクトの共有と開発が行いやすい環境を提供しています。世界中の開発者がプロジェクトに貢献できます。
2. Pull Request
プロジェクトへの変更を提案する際に使う仕組みです。レビュー機能によりコードの品質を維持しながら、協調的な開発が可能です。
3. Issue管理
バグ報告や機能要望をIssueとして登録できます。優先度の設定や議論も行え、開発の方向性を効率良く決められます。
4. Wikiホスティング
プロジェクトの説明書や開発ドキュメントをWiki形式で公開できるため、情報の共有が容易です。
5. GitHub Pagesによる静的サイトホスティング
Webサイトやブログをホスティングできるサービスです。開発者の作品やプロフィールの公開に活用できます。
6. グラフィカルビューア
リポジトリの履歴やブランチの分岐をわかりやすく可視化します。
7. 統合機能
ZenHub、Travis CI、CircleCIなど、様々な開発ツールと連携できるため、柔軟な開発体制を築けます。
GitHubをダウンロード・インストールする
GitHubの利用にはGitクライアントの導入が必要です。手順は次の通りです。
Gitのインストール
- Windows: https://gitforwindows.org/ から「Git Bash」をインストールします。
- macOS:
brew install git
または https://git-scm.com/download/mac から最新版をインストール。 - Linux: パッケージマネージャ(
apt
、yum
など)からgit
をインストール。
GitHubアカウントの作成
- https://github.com/ にアクセスし、無料アカウントを作成します。
Git設定
- ターミナルで次のコマンドを実行し、ユーザ名とメールアドレスを設定します。
git config --global user.name "Username" git config --global user.email "email@example.com"
SSHキー設定 (推奨)
- HTTPSリポジトリへのアクセスをパスワード認証なしで行えるよう、SSHキーを設定します。
ssh-keygen
コマンドで秘密鍵と公開鍵を生成します。- GitHub側で公開鍵を登録します。
- この設定を行うと、毎回の認証の手間が省けるようになります。
以上の手順を終えれば、GitHubを使ってコードの共有や管理ができるようになります。
GitHubを使ったコード共有の流れ
リポジトリの作成 (GitHub上)
- ローカル環境でGitリポジトリを初期化
git init
- 作業したファイルをステージングに追加
git add [ファイル名]
- ファイルをコミット
git commit -m "コミットメッセージ"
- GitHubのリモートリポジトリを追加
git remote add origin [リポジトリURL]
- ローカルリポジトリをGitHubにプッシュ
git push origin master
こうしてコードをGitHubにアップロードし、他の開発者と共有できます。
プルリクエスト、マージ、ブランチ切り替えなど、チームでの開発に必要な機能を網羅しています。
GitHubは非常に高い拡張性を持っており、今後ますます成長していくでしょう。是非お試しいただき、その便利さを体験してください。